仮面ライダー鎧武の問題点まとめ①(龍騎編)


*この記事は仮面ライダー鎧武の批判が掲載されています。不快と取れる内容も書かれておりますので、ファンの方は閲覧をご遠慮いただければ幸いです。


これまで鎧武感想を書いてきましたが、個人的には楽しめる作品ではないと考えております。
ですが、コメント欄の御意見を頂戴いたしましたところ、私の意見とは異なるお考えの方もいらっしゃることが判明いたしました。
それに関して私は異を唱えるつもりはございません。作品に対する意見は、人それぞれであります。
寧ろ有益な議論ができ、コメントを下さった皆様には、大変感謝致しております。
ただ、此処で改めて私が鎧武が気に入らない理由を詳しく執筆し、私なりの考えをご理解頂ければと思い、本記事を執筆いたしました。
ここでは、鎧武のインスピレーションとなったであろう『仮面ライダー龍騎』について、私なりに良かったと思われる要素を抽出し、それが鎧武ではどのように描写されているか比較・検討させていただきます。
(なお、鎧武のプロデューサーの武部氏は、クウガ~555の雰囲気に戻したいとの発言をしています。よって、龍騎と鎧武を比較する事も何ら不自然な行為ではないでしょう。
まず、龍騎が面白かった(または当時ウケた)と思われる要素は、大きく分けると次の7つに分かれると思います。
①モンスターと一緒に戦うポケモン的な要素
カッコいいモンスターと戦う仮面ライダー。
子供たちに人気のポケモン要素を取り入れたことは、子供人気を獲得する一助となったことでしょう。また、契約モンスターに捕食されなかねないシビアな設定は、作品に緊張感を与えました。
ベノ「餌よこせ~」メタ「はらへったよ~」エビ「おなかとせなかがくっつきそう~」
②時代が「正義」について考える作品を求めていた
911のテロ事件も記憶に新しく、ちょうどアフガニスタンへの報復行動で世論が大きく騒がれた時期でした。ちょうど、「正義」について立ち止まって考える風潮が社会全体にあった時期でした。
③作品の斬新性
ヒーロー同士が己の願いのため戦うというストーリー。
これは、当時としてはかなり衝撃的でした。勿論、ニチアサで描くことの是非は今も昔もあったことでしょう。
④魅力的なライダー達
北岡や蓮、浅倉達のキャラクターは今でも語り継がれています。
また、東條や手塚など、サブ方面のライダー達もそれぞれ個性的なキャラクターでした。
⑤主人公(真司)のヒロイックな面
己がエゴのため戦うライダー達。その中で唯一異色だったのが、龍騎こと城戸真司でした。
モンスターに母親を殺された少女の涙を見て「モンスターから人を守るため戦う」と決意。
少女の涙を見て戦う決意を固める真司
途中で蓮や優衣の境遇を知り、何度も苦悩しながらも、結局は「人を守るためライダーになった」点は一切ブレませんでした。
また、殺し合いライダーバトルにおいて、彼(と手塚)だけは、最後まで人を殺す事を拒み続けました。それだけに命が失われることに対する責任感も強く、自らが関わったことで結果的に死んでしまった手塚や佐野、ゴローちゃん(*但し演技)に対し、彼らの死に思い責任を感じて、時には自ら死を選ぼうとさえしました。
「真実はひとつだが正義はひとつじゃない」
作品のテーマと言えるこの言葉。これをしっかりした物にするならば、所謂従来のヒーロー番組的な正義を持つ真司も、この番組には欠かせない存在だったのでしょう。
加えて、真司がいたから、蓮や北岡達の戦う理由もまた輝いた。
正しく彼らは鏡写しの存在だったとも言えます。
また、真司は作中のライダーでは比較的常識人で、最も視聴者に近い視点のキャラクターとしても描かれました。即ち、視聴者が感情移入しやすいキャラでした。
⑥インペラーやシザース、ガイなどの印象的なサブライダー達
モンスターに捕食されたシザース、
王蛇のガードベントになったガイ
「幸せになりたかっただけなのに・・・」と哀れを誘って塵となり消えていったインペラー。
使い捨てなので使用の際はご注意ください
いずれも強烈な印象を視聴者に残してくれました。
⑦脇役キャラがしっかりしている
しっかり真司を見守ってきた大久保編集長、優衣のおばさん、OREジャーナルの愉快な仲間達など、脇を演じるキャラもそれぞれ魅力的でした。
とりわけ大久保編集長は、節目節目で真司に助言し、
「真実はひとつだが正義はひとつじゃない」
「この戦いに正義はない。そこにあるのは、純粋な願いだけである」

など、数々の名言を残しています。

⑧世界観が明確且つシンプル
龍騎について一言で言えば、
『鏡の中の世界・ミラーワールドで己が願いを叶えるべく命を賭けて戦うライダー達の物語』
非常に分かりやすいですし、スっと理解できるものであります。
と、ここまで龍騎という作品の特徴について論述いたしました。
次の記事では、いよいよ鎧武の問題点について解説させていただきます。

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