平成ライダー総括目次


平成ライダーについて簡潔に示しました。

はっきり言って、平成ライダーでマトモなヒーロー物(勧善懲悪)は半分もありません。

ヒーロー物のノリを期待すると裏切られますし、作品によってはそうした認識を平気で侮辱する作品もあります。

強いて挙げるならば、クウガ・アギト・剣・W・ウィザード・ドライブくらいでしょうか。人によってはフォーゼとカブトを入れるかもしれませんが。

よって、普通のヒーロー物が見たい方には上記以外はおすすめいたしません(上もブレイド(※中盤以降)ダブルウィザードドライブ以外は色々普通とかけ離れてはいるのですが・・・)

一応、推奨する初心者向けの作品を見る順も記述しておきます。もちろん、この順番以外で見ても構いません。ただし、ディケイドはその性質上、他作品(特にファイズ)の本質に迫るネタバレが数多く含まれます。

ダブル⇒ドライブ⇒ウィザード⇒電王⇒カブト⇒オーズ⇒フォーゼ⇒響鬼⇒アギト⇒剣⇒クウガ⇒龍騎⇒ファイズ⇒キバ⇒ディケイド

・・・あ、鎧武は別にトッキュウコラボ以外見なくていいです(笑)

また、簡単な作品の長所短所・および村上社長風の短評も書かせていただきます。名前をクリックすると、その作品の解説ページに移ります。(現在クウガ、剣、響鬼、ウィザード、鎧武のみ執筆済)

もちろん、この先はネタバレ注意です。

短評の見方

上の上:神作!(すばらしぃぃぃぃぃぃ!!!)

上の中:名作!(非常に面白いですねぇ!!)

上の下:良作!(面白いですねぇ!)

中の上:佳作(かなり面白いですがつまらないところも・・・)

中の中:凡作(普通に楽しめます)

中の下:迷作(ちょっと惜しいですねぇ)

下の上:不作(つまらないですねぇ・・・)

下の中:愚作(とてもつまらないですねぇ・・・)

下の下:駄作(非常につまらないですねぇ・・・)
クウガ
上の中
長所:警察との協力要素、五代のヒーロー性、さわやかな最終回
短所:やや退屈なストーリー、「最近の若者は~、昔は良かった~」論の蔓延、不要なキャラがやや多い

アギト
上の上(暫定)
長所:秀逸な群像劇、氷川さんの成長、涼の悲哀、平成ライダーの作風を確立させた
短所:やや大雑把なストーリー

龍騎
上の下
長所:個性的なキャラクター、「ヒーローの正義」への問いかけ、モンスターとの共闘要素
短所:終盤のグダグダ、ライダーバトルが後作に悪影響

555
中の上

長所:「怪人=悪」という認識への挑戦、群像劇、乾巧の成長、カッコいいマシンやライダーのデザイン
短所:終盤のグダグダ、4クールは巧が空気、不快な登場人物が多い


上の下
長所:剣崎と始の友情、橘さん、シリーズ最高の感動的な最終回、正統派ヒーロー物、初期平成ライダーの総括、オンドゥル語、泥臭いアクション
短所:序盤のグダグダ、カードあまり使わない、前2作に比してやや地味なバトル、睦月の浮きっぷり

響鬼
下の中
長所:大人の魅力満載のヒビキさん、トドロキとザンキの師弟物語
短所:明日夢がうざい、桐矢が嫌われ役として機能し過ぎた、説教臭い、不要なキャラが多すぎ,子供のことを考えない作風

カブト
中の中
長所:個性的なキャラ、意外とまともな天道のヒーロー性、料理番組
短所:脚本の暴走、やりすぎなギャグ、後半における天道の迷走

電王
上の下
長所:イマジンとの友情物語、人情コメディ要素、ゲストに救いのあるオチ
短所:タイムスリップ物としてはストーリーがおかしい、やや主人公マンセー気味

キバ
下の上
長所:名護さんは最高です! ライダーや怪人やキャッスルドランのデザイン、戦闘シーン
短所:不快な登場人物、昼ドラ作風が子供に合わない、不快なプロデューサーの発言、倫理感の欠如

ディケイド
中の下
長所:商業作品としての安定化、作品同士のコラボ、歴代共演をやりやすくした
短所:歴代ライダーを踏み台にした作風、史上最悪の最終回&冬映画


上の上
長所:正統派ヒーロー物、翔太郎とフィリップの友情物語、バディ物としての完成度の高さ
短所:やや推理物としては薄味、最終回の唐突なフィリップ復活

オーズ
中の下(暫定)
長所:個性的な怪人、怪人と協力する独特の主人公
短所:主人公のキャラが賛否両論、間延びしたストーリー

フォーゼ
中の下
長所:熱いノリ、個性的なキャラ、弦太朗のキャラクター
短所:友情の押し売り、倫理観に欠ける登場人物、改心キャラの贖罪意識の薄さ

ウィザード
中の上
長所:正統派ヒーロー物、戦闘アクション、晴人のヒーロー性、デザイン
短所:コヨミがやや影が薄い、瞬平いらない、本筋をやや疎かにしがち、ベルト音声が作風と合わない

鎧武(公式には平成ライダーシリーズ扱いなので載せときます)
下の下以下
長所:個性的なキャラ、独特のデザイン、他作品とのコラボが多い
短所:殆どの登場人物が不快、主人公が無責任な人物にしか見えない、特撮ヒーローを馬鹿にした不快な脚本、怪人が空気、退屈な戦闘シーン、倫理感の欠如

ドライブ

上の中

長所:成長するロイミュードたち、かっこいいOP、まっとうな倫理観のライダー、特状課のキャラクター、詩島剛の成長物語

短所:悪役に肩入れしすぎなストーリー、主人公の魅力が少し弱め

平成ライダー総括目次」への40件のフィードバック

  1. 見た作品はディケイド以降なのでこの作品に当てはめたら
    ディケイド:中の中(基準点)
    W:上の中(お披露目(オールライダー対大ショッカー)が悪すぎた)
    オーズ:下の下(カザリ無双と既に崩壊していた設定)
    フォーゼ:上の下(面白いけど他ヒーローの踏み台はちょっと。この作品自体がコンパチヒーローシリーズに悪影響を与えかねない)
    ウィザード:上の上(まさしく、希望となった。二次創作でも大活躍)
    ドライブ(今の所):上の中(モルクメガネ以外はいい出来、シフトカーの実戦対応が早いことへの説明(りんなさんの装置)等重箱の隅も固められてる。後はおやっさんが進之介の正体を知ってるかどうかで上げ下げが変わる)
    となりました。

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    • オーズ以外はほぼ同意です。

      フォーゼに関しては、「キョーダインを倒すオチにしたのは間違いだった」と、中島氏は反省されてるそうです。
      その反省がロボとーちゃんに生かされたと聞きます(未見ゆえ、私は内容がわかりませんが)

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      • 中盤からオーズは酷くなっていきますよ。
        ストレスにならないよう、祈っています。

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      • すいません追記ですが、私は鎧武とドキと嫌いなアニメの3つのどれかを見なけれなばならないとなったら鎧武を取ります。
        しかし、それ以外で鎧武を見ることはないでしょうね。

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  2. 意外とどの作品も高く評価してらっしゃいますね。鎧武への評価を見ていて、もっと辛口な方かと思ってました。
    個人的にはアギトよりフォーゼのほうがヒーロー物らしいと思いました。カブトは、天道はちょっと僕にはヒーローに思えませんでした。アギトは…氷川は文句なしだけど、翔一がヒーローらしくなったのはほとんどラスト間際のことだし、涼は最後までそうはならなかった(そこがまた彼らしいところですが)。それでも、登場人物たちが互いの価値観・性格の違いを認め合って成長していく、後半の展開は見ていてとても気持ちよかったです。
    思い出補正+個人の好みも込みですが、僕ならアギトは「中の上」平成ライダー二番目の高評価をつけますね(一番は剣「上の上」)。

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    • 書き忘れましたが、「まっとうなヒーローが描けているか」が判断基準です。
      それさえクリアしていれば、大体中の中以上とはしています。ちょっと甘口評価かもしれません。

      アギトに関しては、井上脚本というのもあり、好みが分かれるので仕方ないかと。私も高評価なのは氷川さん補正が入ってるかもしれません。
      フォーゼは、弦ちゃんは良いんですが、ライダー部の一部メンバーがひどすぎるのが低評価の原因です。

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  3. 僕が見た中では
    クウガ 上の上
    555 上の下
    剣 上の下
    電王 上の中
    ディケイド 下の上
    オーズ 中の下
    鎧武 下の下以下(ただしシュールギャグとしては中の上)
    ドライブ 中の上
    こんな感じです
    アギト、龍騎、Wは借りてちゃんと見たいです。

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    • フォーゼとウィザードが入ってないのは未見ということでよろしいですか?

      それはともかくといたしまして、アギト龍騎ダブルはオススメできるので、是非ご覧下さい。
      ダブル以外は、ちと最終回がガッカリするかもしれませんが・・・

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  4.  クウガから555があの作風だったのは、子ども向けのイメージを払拭させるためだったと聞いたが。
     電王からコメディを増やして、Wから元の子ども向けイメージに戻し初めてしまったって感じ。
     平成初期の作風にはまった私にとっては平成2期(鎧武は除いて)は面白いが自分の中ではそんなに盛り上がらなかった。
     鎧武を見て私はそちらの言う「普通のヒーロー」から脱却した作風にはまったと思いましたね。

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    • 子供向けのイメージを払拭と言っても、その作風は本来の王道あってのものです。
      結局、クウガ~555の作風は長続きしない運命にあるんですよ。残念ながらどうしても限界がありました。
      番組の宿命上どうしても販促が絡みますし、事実ファイズ辺りから所謂「大人向け」が飽きられつつありましたし。
      というか、大人向け特撮がやりたいならそれこそ牙狼みたいに深夜でやったほうが宜しいかと。

      また、コメディが増えたのは電王からではなく、カブトからです。これについては其方の認識不足を指摘させていただきます。
      これは個人の感覚なので何とも言えませんが、平成2期は少なくともダブルについては、かなり盛り上がっていたかと。

      逆に鎧武は悪い意味で大盛り上がりしましたね。

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  5.  大体管理人様と評価が似ているので、それ以外に良くも悪くも思ったことを述べます。

     アギトは、敵ですら当初の目的は「人を守ること」なので世界征服をたくらんだり、前作クウガのように己の欲望のために殺人を犯す悪役をださなくてもヒーロー物が作れることを証明した作品と思いました。アギトの敵は「考えが良くても、手段を選ばないといけない」のいい見本ですね。

     555はよく見ていないので評価しませんというか出来ません。

     響鬼は当時、後半が問題視されましたが、私はそれなりにトドロキが一人立ちするまでの展開を描いた部分を評価しております。

     ディケイドはオリジナルを使わない歴代共演法を編み出した個所を評価しています。

     オーズはゲストでは虫頭が活躍しているなあと思いました。

     鎧武の評価が下の下以下には吹きました。
     そういうお前はどう評価しているって? 
     話の良し悪しを差し引いてもメイン脚本家がゲスト脚本家よりも話が雑になることがあることを身に染みました。

     ドライブは私は作品終了時に評価が基準なので評価できませんね。ごめんなさい。

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    • 剣とウィザードは以前コメントをいただいたので、承知しております。

      アギトはそうですね・・・。再視聴してからお応えしたいところです。
      響鬼は私もほぼ同じ評価です。これについては後ほど総評を執筆いたします予定です。
      ディケイドはリイマジが嫌で当時は見てませんでした。
      ゴーカイのように、オリジナル作品の後日談が見たかったので。
      オーズは虫頭が活躍www まぁそうですけどwww
      鎧武はノーコメントで・・・w

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  6. フォーゼとウィザードはまだ未見です、ウィザードのほうは仁藤のお婆ちゃんの話が見たいです。

    見た作品の大まかな感想ですが
    クウガ 暗めな作風でありながらも王道を描いた傑作
    555 魅力的な人物が多いですが未回収の伏線が少し残念でした
    剣 序盤はグダグダでしたけど中盤以降熱い展開が多くて好きな作品の一つです
    (そしてドラマCD版めっちゃ楽しみです)
    電王 魅力的なイマジンと主人公明るめの作風でもしっかりシリアスをやっていたこと
    ただ製作者の贔屓が残念です・・・
    ディケイド 途中までは良くても最終回が酷すぎました
    オーズ 後藤さんとウヴァさんが良い、ただ全体的にグダグダに感じました
    あとBBAの悪趣味が目立ちました。
    鎧武 佐野さんのアクションとデザインは良いんですが脚本が不快且つ粗も目立つライダー史上最低の脚本でした
    まあシュールギャグとしては凄かったですがw
    ドライブ チェイサーがカッコイイ、霧子さんがふつくしい・・・
    ドライブはこれからが楽しみであります。

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    • クウガはヒーローものとしてはもちろん王道ですが、ライダーとしてはかなり異色だと思いました。詳しくは総括に書きましたが。
      龍騎と555は、中二病もどきのアホを特撮界隈に呼んでしまったのが最大の罪かと。
      電王意向についてはほぼ同意します。

      ウィザードは、どっちかというと前半にいい話が多かったかなという印象です。

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  7. 不運なことに、リアルタイムで私が最初に見た平成ライダーはキバでした(笑)。

    誰得な昼ドラ要素をねじ込まれて、「誰のために作っているんだこの人たちは…」と絶句させられたものです。
    ディケイドは、あの最終回でマイナス100万点です。最終回を映画で見せるとか「金を寄越せ」と露骨に言われた感じがして腹立ちました。

    平成ライダー2期の明るい雰囲気が大好きだったので、鎧武なんて忘れてドライブを楽しみます。

    2期は、好きな順に

    W≧フォーゼ>ウィザード>>オーズ  鎧武?知らない子ですね…

    こんな感じです。

    フォーゼについては、ライダー部一番の糞野郎こと、JKの精神的な成長描写が積み重ねに欠けていて、唐突に感じたのが敢えて言うなら難点でしょうか。あとは劇場版でのキョーダインの扱いもひどすぎた。

    二次創作者としては、フォーゼをクロスオーバーではかなり回せるキャラとして有効活用しております。
    同じ大学に入学したのぞみと弦太朗が友達になったり、
    JKがプリキュアの家族が経営する店(あかねのお好み焼き屋とか)の常連で、お互いの裏の顔を知らないまま友達になっていたり、
    かれんさんと美羽がセレブ同士ということで昔からの知り合いだったり、エトセトラエトセトラ。
    特に、フォーゼはプリキュア5との食い合せが良いです。

    暗い話というのが嫌いなので、ひとまず王道のヒーローに戻ってくれたドライブは安心して楽しめます。三条陸先生GJ!
    何?来年のプリキュア?…知りませんそんなの。

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    • 確かにキバのいいところを挙げろと言うと、デザインと戦闘シーンと名護さんくらいしかないですからね・・・
      ドラマ面の長所は少ないですね。親子共闘とか兄弟共闘とかは良かったとは思いますが。

      フォーゼについても大体同意です。キョーダインの扱いは、中島さんも反省したらしいですね。

      確かにフォーゼは二次創作だと遣いやすいキャラクターですね。
      バトライドのライダーとの対話台詞を見ても、彼が一番しっくりくる上作りやすそうですし。
      ドライブは安心して楽しめる反面、まだ主人公に爆発力がないなぁとも・・・

      来年のプリキュア? 申し訳ありませんがプリキュアは個人的にスマで終わったと解釈しておりますw

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  8. お久しぶりです

    全体的な評価は私も同じ感じですね。
    私はアギトを一番評価しています。
    どのキャラクターも皆生き生きとしていて定期的に見返したくなります。
    個人的に平成ライダーシリーズを振り返ってみると

    クウガ:色々と衝撃的でした。こういうタイプのドラマ自体なかったですし、毎週楽しんで観てましたね。

    アギト:リアルタイムで一番ハマった作品でしたね。あのキャラとこのキャラが出会ったらどんなドラマが生まれるだろうと妄想していました。

    龍騎:モンスターと契約だったりカードの効果で戦ったりと流行りと男の子の好きそうな物を詰め込んだ作品でしたね。私もハマりました。
    確か小説版にミラーワールドは現実を写し出す鏡で、現実でも勝った者が夢を叶えているからライダーバトルの勝者は願いを叶えられると書いてありました。TVSPでベルデも人間は皆ライダーと言っていましたし、色んな人間が居る中で本当に正義って何だろうと問いかける作品でもありましたね。

    555:正直リアルタイムではハマらなかったです。私が仮面ライダーに求めているモノとはちょっと違うなと感じました。当時は便利な録画機器も無く、日曜朝という一週間で最も寝ていたい時間帯に放送していたということもあって一度興味を失うと観なくなるんですよね。鎧武もこの当時に放送されてたら多分観て無かったです(笑)
    ただ後から一気に観て今では高く評価している作品です。一番好きなのはアギトですが一番井上成分が濃いのは555かなと思います。シャンゼリオン、アギトでも描かれていた異種族との共存というテーマにより深く踏み込んだ作品かなとも思います。

    剣:こちらもリアルタイムではハマらなかったです。ただこちらも後から見返してリアルタイムで観ておけば良かったと後悔してる作品ですね。こう考えると録画機器が発展普及している現在は尻上がり的に面白くなる作品も評価されやすくて良いですね。

    響鬼:NHKで夕方とかに放送してたらハマってたと思います。個人的には前半の方が好きでしたが後半も嫌いじゃないです。前半も全部が好きってわけではありませんでしたし。

    カブト:当時知り合いが主役がイケメン過ぎると騒いでいたのを思い出しますね。
    隕石に乗って現れた謎の生命体、現代兵器では対応しきれず対抗出来るのは昆虫モチーフのスーツを身にまとった戦士のみと、デザイン設定共にある意味ど真ん中でしたよね。ワームの擬態など、色々とドラマの作れそうな面白い設定だと思いますし、クロックアップ演出もかっこよかったです。水島ヒロのカッコ良さも相まって、正直実際番組が始まった頃は、これって後世に語り継がれる伝説的な番組になるんじゃないかと思いました。

    電王:初めて情報が出た時は正直何これと思いましたが、すっかりハマってしまいました。

    キバ:デザインはかなり好きです。戦闘時のBGMもキバが一番好きかもしれません。お話の展開はうーん……、と思う部分も多々ありましたが先程555の項で述べた異種族との共存という点で井上さんの新たな回答が見れたような気がしたのでそこは少し評価しています。あと役者陣も皆好きです、名護さんとかかなりイケメンですしね。なんか評価が鎧武と似てしまいましたがまあPが同じですからね。

    ディケイド:最初の頃は普通にハマってました。当時は過去作のライダーと絡むのは珍しかったですし、エピソード毎で区切れば面白い話も結構あります。友人とも特撮話で盛り上がれましたし、楽しませて貰った作品ではありますね。
    最後まで會川さんがメインライターだったらどうなっていたんだろうと今でも妄想します。

    W:翔太郎のキャラが好きでしたね。特別な出自や才能はないけど、街に対する愛だけは誰にも負けないという部分にとても惹かれました。最後まで半人前の部分もありましたが、煮え切らない部分や優しさも彼の魅力かなと思います。

    オーズ:変身ベルトの出来が素晴らしいですね。ポーズがベルトのギミックに上手く組み込まれている部分はホントに良く考えられているなと思います。武部作品の中では珍しく普通に楽しめました。彼女もキバの頃と比べて少しは成長したんだなと思ったのですがね……

    フォーゼ:最初は取っつき辛かったのですが鬼島が出てきた辺りからハマっていましたね。

    ウィザード:シンケンジャーと同じく一話冒頭のアクションで心奪われました。全体的に単調でしたが普通に楽しめた作品です。仁藤のキャラも良かったですね。

    鎧武:まあ語る必要も無いですね(笑)
    最近レンタルで映画の方も観たのですが、作り手側が自分のやりたいシーンだけ詰め込んで観る側のことを一切考えて無いという典型的なクソ映画でした。
    後から観返して好きになった作品もありますし、出来れば鎧武も好きになりたいと考え、最近見直しているのですが、一気観すると紘汰の躁鬱具合とスカラー波辺りのこれテコ入れかと疑うレベルの強引な展開に頭が痛くなりました。後半の紘汰は手に台本でも持って喋ってんのかってくらい人間味が無くて正直怖いです。もしかして鎧武ってホラーやサイコサスペンスだったのかもしれませんね。リアルタイムで観ていた時は鎧武って携帯小説みたいなノリで観れば楽しめるのかなと思ったのですが、今見返して思うのは鎧武ってちょっと前に流行った名言集のようなものなのかもしれないと感じました。
    名言集とは様々な作品の名言と呼ばれている台詞を集めたものですが、そもそも名言とはどんなキャラがどんな過程を経てどんな状況で言ったのか、までセットであるべきなので台詞部分だけ抜き出されていてもイマイチピンときません。鎧武のキャラも言ってることは立派でも、過程が無くイキナリ台詞で今こんな心境の変化があったよと説明するだけで終わるのでイマイチ乗れません。その理屈も首をかしげるような物が多かったり成長が次に生かされず途切れ途切れになっている物が多いです。しかもその台詞を言っている状況も敵の幻覚だったり敵の情報鵜呑みにするだけという非常に情けないモノです。せっかくキャラが多いのだからキャラ同士の交流で成長や心境の変化を描くべきなのにそれが無いのが意味不明です。(まあ、あってもミッチのやさぐれのように雑なものでしょうけど)
    言ってる台詞が過去の作品で散々言われているようなことって点も名言集感を加速させていますね。
    テーマがありふれているモノや同じシリーズの過去作で取り扱ったモノなら過程で差を付けるべきなのに、それを一切しないという点で差別化を図る辺り脚本家はある意味天才かもしれません。
    今やっと鎧武の楽しみ方が分かった気がします。映画はきっと名場面集だったんでしょうね。
    今週末から公開のムービー大戦の鎧武パートは夏映画と同じ方が脚本を書かれたらしいですが、今度はちゃんと映画の脚本を書いていて欲しいですね。
    まあ夏映画は監督の責任という可能性もありますが……
    最近観返したのでついつい長文になってしまいました、すみません。

    ドライブは現状楽しんで視聴しています。
    私もヒロインの霧子が好きですね。
    私服姿も良かったです。

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    • >お久しぶりです。
      御無沙汰しております。

      クウガ:当時は映像が怖くて見れませんでした。
      アギト:氷川さんがカッコよすぎです・・・
      龍騎:平成ライダーにハマったきっかけです。モンスターとの共闘要素・カードバトルはモロにツボでした。
      >確か小説版にミラーワールドは現実を写し出す鏡で
      小説版の結末は個人的にテレビ版より好きです。あと、いろいろ謎だった要素が具体的だったのも好感が持てました。

      >TVSPでベルデも人間は皆ライダーと言っていましたし
      >色んな人間が居る中で本当に正義って何だろうと問いかける作品でもありましたね。
      最近コレは、「色んな正義があるから好き勝手やっていい」と曲解されてますよね。
      鎧武も、そして当の白倉本人でさえも。
      はっきり言って龍騎が特撮ヒーローを狂わせたと言っても過言ではありません。

      555:どっちかというと映画の方がテーマを上手く描けてたかなと思います。
      剣:リアルタイムで見なかったことを激しく後悔しました。一番好きなのは本作です。
      響鬼:個人的にはトドロキのドラマが一番評価できる要素です。
      カブト:朝飯を食べたくなる作品でした。
      電王:なんというか、無難オブ無難って感じです・・・w
      キバ:名護さんは最高です! これだけで鎧武とは雲泥の差があると断言できます!!
      ディケイド:最終回は絶対に許さない。
      W:翔太郎のキャラが好きですね。主人公の中ではベストⅢくらいには入ります。
      オーズ:まぁ普通レベルですかね。プトティラのデザインはカッコイイです。
      フォーゼ:弦ちゃんのキャラは結構好きです。でもJKはちゃんと新田に謝れ!
      ウィザード:単調ながらまっとうなヒーロー番組でした。仁藤は橘さんの次に好きです!。
      鎧武:ザ、ザックは評価してもいいとおもいます・・・(震え声)

      >作り手側が自分のやりたいシーンだけ詰め込んで観る側のことを一切考えて無いという典型的なクソ映画でした。
      とりあえず映画は見る必要がないとわかりました。
      情報提供ありがとうございます。

      ドライブ:面白いけど、どっちかというと霧子の成長物語になってる気がします。

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  9. そういえば、戦隊負の遺産の1つ(他には大神龍、キングピラミッダー、2代目キョウリュウバイオレット等)であるアバレキラーが出たのは龍騎の次の年でしたね。
    更にゴーカイのバスコ(同じく負の遺産)等龍騎の影響で生まれたキャラは多いですね。
    まあ、れいか(ダークドリーム)とダークプリキュアといったほんの特例を除き殆ど失敗ですが。
    後、電王にも功罪があると思います。
    功:戦隊の様に声優の積極的投与
    罪:電王メインによるコント系主体の作品の増加
    声優主体であるが故に他ライダーの出番を取っているような気がします(あくまで、仮面ライダーディケイドやウルトラマンダイナの様に出番を取られやすい作品のファンの戯言ですが)。

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    • アバレキラーは、放送当時は「うわぁ・・・」とは思いましたが、會川さんが一応熱い改心劇を見せてくれたのでまぁ許しますw

      大神龍についてのみ同意いたします。アイツもザンギャックに倒されたらしいですけどね・・・w
      バスコは、一応悪役だったので結果オーライかと。

      電王の功罪は確かに仰る通りですね。

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      • 一応選んだ基準としては
        大神龍:言わずもがな
        キングピラミッダー:決め技の単調化(ダイナマイトタックルやツインブロッケンクラッシュの出番が無くなった。キングレンジャー本人も万能すぎる)
        アバレキラー:戦隊の御法度を破った存在(変身中への攻撃等)
        バスコ:過剰すぎる程の戦闘能力と特殊能力(結果的にラスボスが割を食う形になった)
        2代目バイオレット:設定崩壊の原因の1つ(獣電竜を倒さずに変身や唐突に便利なアイテムの開発、露骨な恋愛脳、キュアピースをバカにしているとしか思えない意図的なあざとい行動(「私正規メンバーじゃないのに~」と言いながらトリン達レジェンドチームに参加)等)
        ですね。
        他には狼鬼(次々と戦隊ロボの武装を強奪。ゴセイジャーのウチュセルゾー等他にも戦隊ロボの武装を奪った敵はいるが、ほとんどはその回や次の回のうちに倒されている)ともう1人も入れようとしましたが前者は自身のトラウマ補正もかかっているだろうと思い後者はネタバレになるのでやめました。
        ところでpisukeさんの思う戦隊負の遺産はなんですか?

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      • 私の思う戦隊負の遺産は、やはりアバレキラーですね。
        荒川さんも「アバレはやりすぎた」と反省してましたが、中でもキラーはやりすぎでした。
        爆竜の心を弄び、ゲームと称して人の命を弄び、強引ながらよくアレで改心まで持ち込んだものです・・・
        會川さんはあんなのですら泣ける最期にしたのだから凄いです・・・。

        貴方の挙げたキャラに関しては、

        大神龍⇒強すぎて(´・ω・)イラネ
        キングピラミッダー⇒別にどーでもいいです。
        アバレキラー⇒バキケロとディメノコに謝れ。
        2代目バイオレット
        ⇒獣電竜を倒さなかったこと以外はおk。これは好みの問題もあるでしょうけど。
        狼鬼⇒純粋な悪役だったし、最終的に倒されたし、販促の都合(PAの腕換装を見せるため)もあったのでおk。

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      • 戦隊負の遺産については他の人の意見も聞きたいですね。
        それぞれの理由が知りたいですし。

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  10. 平成ライダーに関しては、2期以降しか覚えて無いので、コレを中心に
    (1期は、4年前にDVDで見返してそれっきりですな)

    ・ダブル

    単純になりがちな2話完結を事件の前後編(問題と解答)にしたり、持ち合わせている
    アイテムを巧みに使いこなした作品としては、コレ。
    出てくるゲストもその話で使い切りではなく、レギュラーキャラに関する過去も掘り下げたりと
    ゲストの人たちの扱いが旨かったのもダブルの良い所かと。
    (例えば、ナスカの霧彦を捨てキャラにしないために妹が出たり、
    インビジブル回とウェザーの退場回で、
    ゲストのキャラを書きつつも、照井のライダーとしての部分を書いたあたりが、すばらしい)

    ……とは言え、この成功が後の数年に渡って、いい意味でも
    悪い意味でも影響を与えたのは確か。

    ・オーズ

    実は、平成ライダーで小林さんの脚本はこの作品で3作目。
    ……と、同時に私の中での小林さんの印象が下がり、
    武部プロデューサーこと、平成ライダーの母(笑)の名前を覚えるきっかけになった作品です。
    (小林さんに関しては、トッキュウジャーで見直しましたが)

    人によっては、キャラの行動でどこか引っかかる所はあるかもしれませんが、
    鎧武よりかは……マシ?だと思います。
    と言うか、この作品も鎧武同様、1話が始まる前からなくなっている設定が有るけれども
    最大の違いは、オーズは後に響かなかったけど、鎧武は最後まで響いているかの違い位です。
    ……いや、初期設定が蔑になってるだけでも大概だけれども。

    ・フォーゼ

    テレビ本編、映画、設定、玩具を含めて、トップクラスに好きな作品です。
    今どきの学園ものでありながら、弦太朗がスカした感じで冷めている若者ではなく
    行動的で熱血的な性格が、とても好感触でした。

    設定としては、脇キャラの扱いが、かなり甘かった印象が強いですな。
    コレは、ゲストに限らず、JKを含めライダー部も同様。
    自分として考えられる原因は、彼らを最後にどの様に扱うかを
    明確にしてないからこそ、戦闘を見ているだけの背景になりがちだったんじゃないかと。
    (大文字以外は、ダイザーが有ったけれども)

    得にJKに関しては、夢に向かう努力家だったのに挫折して
    グレたけれども、ライダー部で修羅場を潜り抜けていくうちに学園生活を通して
    成長させれば良かったんじゃないかと。

    そして、成長したJKが理事長に対して
    「アンタは、夢を追っている生徒たちに嫉妬して邪魔をしているだけだ」
    って言わせれば、かつての新田に対して、自分自身がやった事と重ね合わせて、
    JK自身の成長も書けてたんじゃないかと、今でも思います。
    正直な話、「夢を追っていたらひん曲がってしまった」と言う共通点が有りますし。

    ・ウィザード

    実の所、当時はあまり好きになれませんでした。
    魔法使いと言うには、魔法陣以外に魔法要素が感じられず、怪人も
    モチーフにかなりばらつきが感じる所も有りました。
    銃と剣によるスタイリッシュなアクションは、好みだったんですがね……
    (ベルゼブブが一般怪人でグレムリンが幹部て…)

    特に2話完結のダメな部分を出してしまったのが個人的に残念な部分。
    例えば、仁藤の友達の話や、ファントムに変身するオウムの話など
    2話で引っ張る必要性が感じられず、
    特にレギオン関しては、実質3話しか出て無いのが……。
    ソラは、グレムリンじゃなくてレギオンにしてほしかったくらいですよ。
    モチーフ的にも幹部どころか、ラスボスにしても良いくらいなのに。

    ・鎧武

    問題点に関しては、もう一通り指摘されているので、ここはひとつだけ。
    ……和風モチーフなのに、何でウィザード以上に
    西洋神話が詰まってのかコレガワカラナイ……。

    ・ドライブ

    現状、楽しく視聴しております。
    進ノ介については、2話で父親の影響を受けている様なので
    掘り下げるとしたらココらへんでしょうな。

    所で、ライダーじゃなくてドライバーじゃん何て
    言われてますが、そうでもないんですよね。

    馬もしくは、2輪に乗ってるのがライダーで、
    馬車若しくは、4輪に乗っているのがドライバー。
    つまり大まかに言ってしまえば
    ライダー(rider)(乗る人)の語源が、乗る(ride)で、
    ドライバー(driver)(運転する人)の語源が、運転(drive)。

    まあ言ってしまえば、今までのライダーが馬に乗って駆けつけたなら、
    ドライブは、馬車に乗ってやってくるライダーと思えば違和感なし。
    戦闘中なのに、何だこの優雅なヒーロー。

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    • >ダブル
      おっしゃるとおり、ゲストを一番覚えてるのも、アイテムの使い方が美味かったのも、この作品ですね。
      ウェザー退場回の照井は最高にかっこよかったです・・・!
      「俺を強くしたのは、憎しみなんかじゃない・・・!」

      >この成功が後の数年に渡って
      >いい意味でも悪い意味でも影響を与えたのは確か。
      これは否定できませんね。

      >オーズ
      正直、小林さんは龍騎で力を使い果たしたというのが私の感想ですね。
      ボウケンは會川さんとの相性が致命的に最悪でチーフのキャラを崩壊させましたし、電王はまぁまぁでしたが、シンケンは個人主義に走るヒーローがアレでしたし、ディケイドもひどかったですし、ゴーバスはヒロムがコミュ障すぎてもう・・・。
      ようやくトッキュウである程度力を取り戻した、といったところでしょうか・・・。
      まぁガイムよりはマシって解釈でいいと思います。

      >フォーゼ
      弦太朗のキャラは私も嫌いじゃないです。
      仰る通り、ライダー部が失敗だったと思います。賢吾と友子と大文字先輩は悪くなかったですけど。
      JKは新田に謝れとしか。

      >ウィザード
      仰る通り、確かに2話完結の問題点が表出していましたね。もっとも、これはキバやオーズの頃からずっとずっと言われてたことですけどね。
      問題点が多いのも理解できますが、平坦ながらもマトモなヒーローを描いていたので、個人的にはウィザードは高評価です。

      ベルゼブブが一般怪人なのはまぁ・・・。ハエが幹部なのはさすがにカッコ悪いから仕方ないじゃないですかw

      >鎧武
      >……和風モチーフなのに、何でウィザード以上に
      >西洋神話が詰まってのかコレガワカラナイ……。
      私にもわかりませんw

      >ドライブ
      >進ノ介については、2話で父親の影響を受けている様なので
      (;0w0)<ウェッ!? そんな部分ありましたっけ・・・!?
      早瀬のことしか頭にありませんでしたw

      >ライダーは馬に乗る騎士
      >ドライブは馬車に乗って駆けつける騎士
      いい例えですね。すばらしいぃぃぃぃ!!!
      なお、私の中での仮面ライダーの定義とは、

      「強く、優しく、かっこいい、のヒーローの三原則を満たす」
      「痛みや悲しみを仮面に秘めながら戦う」

      これらを満たしていれば大体OKですね。

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  11.  牙浪はデザインを見て特撮ものって印象が感じられなくて、見る気がないんですよね。ってかアニメ版もやるようになりましたよね。
     私は子どもの頃から、戦隊と仮面ライダー以外見てないんですよね。それ以外だとビーファイターぐらい。
     アニメでもそうだが、原作のないオリジナル作品で評判の良かった作品ってあまりないんだよね。深夜特撮は仮面ライダーと言ったブランド名がないと視聴者獲得は難しい。元々オリジナルとして企画してた響鬼がそう。
     それに中高生になればほとんどの人が特撮を見なくなるし、大人になっても特撮みてる私らが異常って感じなんだよね。

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    • 横槍ですが、特撮作品のアニメ化はあまり珍しいことではありませんよ。
      それどころかアニメと特撮を融合した作品があるくらいですw

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    • 申し訳ございませんが、正直コメントの内容があちこちに飛んでおり、何を仰りたいのかわかりかねます。
      貴方様のご主張を、わかりやすく仰っていただければありがたく存じます。

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  12. やはり簡単に思いつくのでしたらザ☆ウルトラマン、電王とクレヨンしんちゃんのコラボ(微妙に違うかもしれませんが)、ハリウッド版ゴジラのアニメ、
    融合した作品はボーンフリーやアイゼンボーグ、タンサー5などですね。

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  13. 以前、鎧武関連の記事でコメントをした者です。
    その際に進めてくださった作品をいくつか見ましたので、個人的な感想をしたためました。

    龍騎→キャラの死を重く書いた所がいいですね。
    残酷と受け取れる作風は賛否両論だったと思いますが、
    上記の点や「正義」に深く切り込んだために、ヒーロー作品に昇華できたと思います。

    555→一癖も二癖もあるキャラが多いですが、
    どこか陰のある敵や、説得力があるカリスマ性を持つ人物が独特の雰囲気を醸し出して、良いです。
    ラインをあしらったライダーのデザインも、クールで格好良い。
    それゆえに戦闘の雑さや、シナリオ構成が悔やまれますね…。
    特に前者は、「困ったら水辺に落とすのかな?」と感じてしまったので。

    剣→主人公が口だけではなく、
    本当に最後まで全ての人を守ろうと行動に移した点がとても好きです。
    ただ、睦月の覚醒はちょっと引っ張りすぎですね。
    当初、彼はコインロッカーベイビーなのかと思いました。

    電王→2話完結を上手くこなしていました。
    人の記憶こそが時間という概念を、
    ゲストのエピソードを通じてこちらに深く刻み込まれたと思いますし。

    キバ→ニチアサ作品は、表現(特にエロチック・バイオレンス)の規制が強いと思うのですが、
    脚本家の山田太一氏が「違法行為を描かずに人間を描くのは凄く難しい」と語ったように、
    そういった恋愛・暴力の表現に頼らずに人間を描こうとする点で、
    仮面ライダー作品を評価している所が個人的にあります。
    ですが、キバに関してはその規制と「恋愛」という表現が、非常に相性が悪かったですね。
    こと恋愛を扱った作品では、そういった規制は物語に深みを与える上では障害になりがちで、
    事実、規制が緩和された小説の方がシナリオの質は上がったと感じました。
    バッシャーやドッガに静など、賑やかし程度の扱いのキャラが多いのも、気になりましたね。
    そういえば、この脚本家の方は、母性のある女性キャラを好んでいるんでしょうか。
    555の冴子なんて、そのパターンにモロに当てはまりますし。

    ダブル→フィリップ消滅で完結しても良かったと思うのですが、それだと少し後味が悪いからかな。
    メモリを挿して変身するシークエンスは秀逸。あれで玩具が欲しくなった人も多いと思います。

    オーズ→否定されがちな「欲望」を肯定したテーマ。
    主人公・ヒロイン・怪人の友情とも恋愛とも言えない信頼関係で、個人的に評価は高いです。
    ですが、多くの方が指摘している通り、シナリオの中だるみがキツいですね。
    銘打ったメダル集めの要素も、戦略的な要素を期待していると悪い意味で裏切られますし、
    どれだけキャラクターを好きになれるかで評価が変わる作品だと思います。

    鎧武→正義に対して懐疑的なのは構わない(むしろ肯定するばかりも良くない)と思うのですが、
    この作品は正義をバカにして、得意になっている感じがして、あまり好感を持てませんでした。

    ドライブは、現在放映中ですので、完結するまで評価は分かりませんが、今の所良いです。
    設定を出し惜しみしないで、ドンドン解明して大丈夫なのかと思いますが、毎週楽しみにしています。

    長文、失礼致しました。

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    • 龍騎→仰る通り、真司や手塚がいたからギリギリ「ヒーロー番組」のラインを超えないで済んだと思います。
      555→大体同意です。
      剣→仰る通りです。
      電王→最終回のご都合復活はどうかと思いますが、私も嫌いではないです。

      キバ→恋愛を扱った作品でも、CCさくらみたいに爽やかにやれば良いんですけどね・・・。
      小説はそれ以前に、不要な要素を排除しまくったのが大きかったです。
      静香はともかく、バッシャーやドッガはいらんかったかと思います。
      井上敏樹の好きな女性キャラですか・・・。
      少なくともヤンデレは嫌いなのは確かだと思います(笑)
      母性というか、自立した強い意思を持ってる女性キャラがお好みなのかもしれません。

      ダブル→一応フィリップは消えたまま最終回を迎えるオチもあったようです。
      オーズ→これは見返さないと言えない点が多いのでノーコメントとさせていただきます。
      鎧武→この作品ほど特撮ヒーローを馬鹿にしたものは過去未来永遠にないでしょうね。
      ドライブ⇒昨年度がアレなだけに、ガンガンやっていかないといけないので、終盤での息切れがある可能性は否めないですね。

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  14. >鎧武はトッキュウコラボ以外は見なくていいです(笑)
    先生、キカイダーコラボと超バトルDVD(映画も含めるなら仮面ライダー大戦)は入りますか?
    超バトルシリーズといえばBlu-ray Boxにも収録された555の超バトルは良い意味でカオスでしたね。
    草加雅人なら大丈夫♪
    公式のアナウンスによりますと、戒斗さんと兄さんが主役のスピンオフが出るそうです。脚本は鋼屋さんと毛利さんとのこと。
    鎧武総括でコメントした「毛利さん脚本のスピンオフ出ないかなー」がまさかここで当たってビックリです。
    ザックが主役じゃないのが残念極まりないですが…

    私のお気に入りは電王ですね。第一期の中では比較的明るい(ただし設定はシリアスかつ難解)部類に入り、「明るい作風」がメインである第二期のプロトタイプにもなった作品と言えます。
    電王からベテラン声優を起用するようになりましたよね。子供だけでなく、大きなお姉さん(笑)の人気を大きく集めたと思います(キバは同じ路線で行こうとして失敗した感がありますが…)
    ちなみに好きな回はクライマックスフォーム習得回(タロウズ消滅に大号泣&炎上デンライナーに大爆笑)とピアニスト回後篇(ピアノ版ダブアク&マジギレウラタロス)です。

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    • >先生、キカイダーコラボと超バトルDVD(映画も含めるなら仮面ライダー大戦)は入りますか?
      もちろん、オッケーですw

      >スピンオフ
      こちらに関しては現在視聴する気はございません。あしからず・・・。

      >電王
      電王は、なんだかんだでよくできた作品だと思います。イマジンのキャラもよく立っているし、良太郎も悪くない主人公です。
      私としては、ウラタロス裏切り回やモモタロスとの殴り合い回ですね・・・。どっちも泣けるで・・・。

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  15. 評価がめちゃくちゃですね。それぞれの作品のファンが可愛そうだ。とてもまともな人間の書いたものとは思えないですね。中卒なんでしょうけど、もっと日本語を勉強した方がいい。仮面ライダー好きならテレビもいいが、本を読みなさい。

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    • >評価がめちゃくちゃですね
      どこがどのように問題なのか、具体的なご指摘をお願いいたします。

      >中卒なんでしょうけど、もっと日本語を勉強した方がいい。
      私の学歴について何を根拠に仰られているのかはともかくとして、上記の文章にどこがどのように日本語として問題があるのか、具体的に例示してからコメントをお願いいたします。

      (ぴーすけ)

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  16. 概ね同意です。ただ、唯一納得できないのがキバが下の上、ディケイドが中の下であるという事です。勿論個人的な意見ですが。確かにキバは昼ドラ作風だったし、ヒーロー物とは言えません。でも、デザインは(個人的に)歴代最高のカブトに唯一対抗できるデザイン(特にダークキバ他のキバのライダーも好きですがダークキバには及びません)、ダークネスムーンブレイクをはじめとする必殺技、ウェイクアップ!やDominus、Supernova等のBGMや挿入曲、ドガバキフォーム&真夜登場(18~21話辺り)以降段々と面白くなって行きましたし、遅かったものの渡も成長し、普段は女たらしで自由奔放な音也が真夜と渡を守る為に命懸けでダークキバに変身し、渡と共にキングを倒す展開はかなり熱く、面白かったです。555やカブト(両方好きですが終盤グダグダなのが残念でなりません)のように終盤グダグダになる事も無く、そして753という最高のキャラもいますし(序盤アレだった753も成長し、渡の良き師匠になってくれたのは嬉しかったです)。よって個人的評価でキバは「中の上」です。ディケイドもカブト、響鬼、BLACK、アギトの世界(カブトと響鬼はオリジナルより面白かったと思います)はかなり面白かったですが、「歴代ライダーを踏み台にした作風、史上最悪の最終回&冬映画」で全て台無しです(大変申し上げにくいですが、ディケイドは一つの「作品」としては鎧武以下です)。個人的に、終盤グダグダになった作品より、終盤で面白くなる作品の方が好きです。何度も言いますが飽く迄個人的な意見に過ぎませんので悪しからず。超長文失礼しました。

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