免許とシグマサーキュラーと宝物(ドライブ感想)


ロイミュードの最後の夢とは何か

あらすじ

特防センターについて疑惑を持つゲンさん達。
だが突如ピットが襲撃されてしまう。逃げるりんなさんとゲンさんをドライブ達が救う。剛がデッドヒートでみんなを吹き飛ばし、爆発から守ったのだ。だが、その時の怪我で彼は動きが鈍くなっていた。そんな彼を助けるチェイサー。だが余計なお世話と手をはじかれてしまう。とりあえずトリプルライダーキックで撃破するも、皆の表情は暗かった。
そして特防センターに爆発が。シグマサーキュラーの影響だった。そんな時、課長が密かに用意されたという緊急仮設ピットに案内。そこには、なんとかつての相棒・早瀬がいた。警察の特殊車両専門家を集めてくれていたのだ。早瀬に感謝し、思わず抱きつく進ノ介。そんな早瀬を見て、「あれが、本当のダチ・・・」と呟くチェイス。
残りロイミュードは18体。いよいよ最終決戦。決戦前に、霧子に電話する進ノ介。じっとしてるよう伝える。そんな彼をからかう剛。だが、その身体は傷ついていた。チェイスは戦いから離脱するよう勧告するが、「お前、俺と同じ状況だったら聞けんのか?」と剛は言う。

バリアで守られた特防センター。いよいよ突入作戦を開始する三人のライダー(とゲンさん・りんなさん)。地面から盛り上がる巨大な爪を弾き飛ばし、ビルへと突入。だが、ゴルドドライブが待ち構えた。そして、彼は人々をデータ化してしまう。ゴルドドライブの野望、それはすべての人類をナンバー化・データ化することだったのだ・・・
だが、剛はお前こそ本当の化物だと宣う。ゴルドドライブの攻撃から彼を庇ったのがハート様とメディック。
蛮野を倒すべく、共闘する五人。その場をチェイサーとマッハに任せ、先へ進むドライブとハート様。
傷を受け思うように動けない剛。ゴルドドライブの攻撃を受け、変身解除してしまう。チェイサーと戦うゴルドドライブ。だがフルボッコにされ、ドライバーも破壊されてしまう。
そして、シンゴウアックスを奪ったゴルドドライブが剛に刃を振り下ろすが・・・
しかし、チェイスは魔進チェイサーに変身し、立ち向かい、剛を庇って倒れてしまう。
「これでいいんだ、剛・・・。霧子が愛する者たちを守れるなら、本望だ・・・」
チェイスは静かに答え、大事な宝物を渡す。
「ダチではないが、持っていてくれ・・・」
そして、チェイスは走り出し、ゴルドドライブに抱きついて自爆・・・。000のナンバーも消え去り・・・

感想
さらば、チェイス。でも近年のパターンだと冬映画で復活するんだろうなぁ・・・

最期に渡したのが免許なのが、地味に切ない・・・。ここはグッとくるものがありました。
今回は早瀬の再登場が地味に嬉しかったりします。

仇討に燃えるハート様とメディックマジイケメン。
ちょっと今回は批判多めで行きますので注意。
考えてみると、この作品の主題は「機械生命体と人間(進ノ介・剛)の成長」ですね。恐らくは。
で、そのテーマで振り返ってみると、やっぱ仁良編は要らなかったなぁと考え直すに至りました。
というより、チェイスの掘り下げが足りなかったと言わざるを得ません。
始にせよ、アンクにせよ、『怪人が人間に近づくストーリー』は平成ライダーで何度も繰り返されてきたのですが、それと比べると、残念ながら感動も掘り下げも足りませんでした。
確かに剛との交流は良かったと思いますが、「人間を学ぶ過程」「霧子を愛するようになった過程」が掘り下げ不足だったとわざるを得ません。
例えば始ならば、
栗原晋に出会い天音ちゃんと遥香さんと出会う
⇒人間の優しさを知り戸惑う
⇒色々あって一時的に二人と別れる
⇒仁と出会い仲良くなるも拒絶されてしまい傷つく
⇒剣崎に介抱され、彼と友情が芽生え、天音達と再会
⇒徐々に穏やかになるが、ジョーカー化する運命に苦悩
⇒暴走するも剣崎に助けられる
⇒「本当に強いのは、強いのは、人の思いだ!」
⇒しかし世界は滅亡に向かい・・・

ちゃんと変遷の過程が描かれています。
しかし、チェイスの場合、人間を学ぶ過程も、霧子を愛するようになった経緯、いずれも描写不足でした。
やはり、仁良編でその辺をきちんと掘り下げなかったのが痛いですね。加えて、最初から「人間を守る存在」としてつくられていたが故に、味方化してもあまり燃えないというのも足を引っ張っていたような・・・
残念ながら、チェイスのドラマは本作の長所になりきれなかった感があります。

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免許とシグマサーキュラーと宝物(ドライブ感想)」への4件のフィードバック

  1. 失礼ながらあなたの考察には的外れな点があることを指摘せざるを得ません。
    全ていうとキリが無いのでとりあえず一番気になったことを1つ。
    霧子を愛する過程も何も彼が仮面ライダーとして戻ってきたきっかけが霧子です。洗脳しているチェイスにも必死で語りかけ、傷ついた彼を治療しドライバーの開発などを準備して本来の市民の英雄としてチェイスを信じ続けていました。そんなこんなで霧子をお姫様だっこで助けに来たチェイス。
    この時点で視聴者も気づいてるでしょう?
    「チェイスは霧子のこと好きなんじゃ無い?」って。
    堀田刑事に恋について教わったから初めて霧子への感情がソレだと気付いただけで、仮面ライダーチェイサー登場までの時点でその辺はじっくり描写されていますよ。

    でも、ドライブには描写が不足している点があるというのは少しだけ賛同します。

    いいね

    • 申し訳ございませんが、今後匿名でのコメントはご遠慮下さい。
      勘違いなされてるのは、『人間を知る』描写も『愛する課程』もないとは言ってません。
      チェイスについて掘り下げるエピソードが(私の基準では)満足できるほどたりなかったということです。

      貴方の仰る通り最低限理解できるだけの描写はされてるんですが、仁良編を挟んだせいで全体を通してみると、チェイスの成長描写がやや薄味になってしまったなということです。
      要するに私はチェイスに関して、もっと濃い味付けのドラマが見たかったということです。

      いいね

      • ならば描写不足ではなく「欲を言うならもっとチェイスのドラマが見たかった!」程度でいいでしょう。
        変に専門みたいな評価の仕方をせずにあくまで主観であることを強調すればいいと思います。

        ですが私にも勘違いした点が多かったですね。すいません。

        いいね

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