メタルダー感想(11話)


あらすじ

戦闘ロボット軍団の若き軽闘士ブルキッドはメタルダーに挑むも敗れ、修理屋ロボットビックウェインに修理される
ビックウェインの小言に食ってかかるブルキッド、しかしビックウェインはかつて伝説の巨人と呼ばれ、戦闘ロボット軍団の元豪将でありロボット軍団の爆闘士ゴチャックの師でもあった
だが今は戦いに虚しさを感じ引退、そして遂にネロス帝国から脱走したのであった
脱走したビックウェインを捜索する戦闘ロボット軍団、ゴチャックはビックウェイン見つけ逃亡を助けるのだった
しかしその様子をロボット軍団の雄闘ジャースに見られてしまい、ゴチャックは逃亡幇助の罪で拘束される
一方ブルキッドはビックウェインを見つけ弟子入りしようとするも断れる、ブルキッドは不意にビックウェインに挑みかかる
だがビックウェインの闘争本能が目覚めブルキッドを倒してしまう、Mに目覚めたブルキッドはビックウェインと全力で戦ってもらえたことに喜びを感じ、ゴチャックが処刑されること伝え息絶える
若者の命を奪ってしまった自責の念とゴチャックを助けるために戦闘ロボット軍団長バルスキーへ向かう
バルスキーからメタルダー倒せばゴチャックを助けることを伝えられ、ビックウェインはメタルダーに挑むのであった

感想

・特撮界屈指の異色回

今やファンの間では特撮界でも異色すぎる回として語り継がれてる11話、何と俳優が一切登場せず着ぐるみのキャラだけで物語が進みしかも物語の主役がビックウェインと戦闘ロボット軍団の面々でメタルダーは対戦相手ように描かれるあまりにも異色すぎる回なのです、また内容も反戦をテーマにした面もあるとても見所のあるエピソードかと思われます

・3人の主役

前述のとおりこの回の主役はビックウェインです、彼を中心として物語は展開します
次に弟子のゴチャックで彼とビックウェインとの絆も物語を彩りました、そして3人目は戦闘ロボット軍団長バルスキー
それまではメタルダーに倒されたゴチャックを帝王の命令に反することになっても修理に出したり、トップガンダーを信頼する等の人情味に溢れる良き上司としての面が強かったのですが、今回はビックウェインの逃亡を助けたゴチャックを処刑しようとする厳格な面を見せました
一方でビックウェインがメタルダーと戦う決意をした際には例え負けてもゴチャックの階級剥奪だけで済まそうとするなど、何だかんだで良き上司として描かれました、見方を変えれば今回はバルスキーを掘り下げる回でもあるのです
ただ部下思いなだけでなく軍規に厳しい側面を持っていることが今回で分かり、路線変更後の彼の行動にも説得力を持たせました。

・ビックウェインの心情

戦うことに嫌気が差したことで修理ロボットになり、遂には脱走
主に忠実であるはずのロボットでありながらセンチメンタルな面を持つこと自体が凄くもあり、本来の目的を放棄してしまうため問題児とも言えなくもないです、ゴッドネロスがメタルダーの生みの親である古賀博士の助手であったことを考えれば、これほど人間味に溢れたロボットを作ってしまうことに納得はいきますが。

・ちょっとした不満点

この回はほんととても面白いですしメタルダーでも好きな回の一つでもあります
惜しむらくは、これほど敵方のかっこいいキャラの活躍を描いたにも関わらず、ゴーストバンクシリーズでビックウェインとゴチャックのフィギュアが無いのはあまりにも残念過ぎましたorz
話の内容とは全く無関係な不満点なのですが…
この点はバンダイとの連携が上手く行って無かったのかなと思いました。

(副管理人pon)

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